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数時間前に愛知県の高塩分の汽水域で採集したカダヤシです。
外来生物法で規制される2006年の直前まで、徳島市は蚊を抑えるために、
37年間も放流していたという、今では信じられない、活動があったようです。
カダヤシは問題ある魚ではありますが、国内移入魚の方がよっぽど問題なのに、
それを規制するには、色々と面倒なこともあって、法整備は遅れている感じですね。
ここは日淡を語るブログではないので、このあたりにしておきます。

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数はあまりいなかったですが、なかなか絶えないあたりが、しぶとい魚なのかな。
底で口を開けている黒いものは、これも外来生物のコウロエンカワヒバリガイです。

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よく見ると、カダヤシとチチブが写っています。このチチブは在来生物だと信じたい…。

コメント一覧

早川 - 2012/10/29 (月) 11:54 edit

西村さん、こんにちは。
先日はお誘い下さったのに、すいませんでしたm(_ _)m

・・・37年間ですか。信じがたい事ですね。
移入魚の問題も西村さんがこうして啓発され始め、一定の成果は出ていると思いますよ。僕は西村さんからそれを学びましたし。
もっと皆さんに感心をもってもらいたいですね。

西村 メール - 2012/10/30 (火) 20:30 edit

早川さん。コメントありがとうございます。
徳島市のカダヤシは、かつてフリー掲示板でも、話題に上がっていた記憶があります。
その頃と比べたら、劇的に変わった気がしています。成果は一番喜ばしいことです。

white-wings - 2012/11/04 (日) 14:37 edit

些細な疑問。
河川に本種を導入したところで、カは減少するものなのでしょうか?

日本は幸い、カでの伝染病がほとんど無くなってきています。
公共衛生もしっかりしており、伝染病の脅威が少ないのであれば、
ムダに費用をかけてまでカダヤシを放流する必要がないように思えるのですよね…。

西村 メール - 2012/11/04 (日) 19:33 edit

white-wingsさん。コメントありがとうございます。
河川と蚊の減少関係は、不勉強で知りませんが、沖縄マングースに似ているかも…。
これは過去の話になったので、こうした活動の問題点を、今後に活かして欲しいですね。