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ファイル 979-1.jpg

琵琶湖で採集したビワコミズシタダミです。
2010年に貝殻は捕ったのですが、要芽さんの協力により、やっと生貝が捕れました。
これで琵琶湖固有の巻貝は、全て採集したことになりました。ちょっと達成感(喜)。
よく動き回る貝で、それも撮りたいのですが、めっちゃ小さいため、デジカメ限界でした。
左上の個体に黄色い点が数個見られるのは、おそらく同種の卵嚢だと思います。

ファイル 979-2.jpg
他にマメタニシ、ビワコドブシジミ、カワムラマメシジミも捕れました。
えーっと、シジミ科ではないので、漁業調整規則のしじみとは、断じて違います(笑)。
琵琶湖固有の二枚貝で未採集は、イケチョウガイとミズウミマメシジミだけです。
イケチョウガイはまだ希望があるけど、ミズウミマメシジミは、カワムラマメシジミなどの、
同物異名の可能性もあるため、これは捕れなくても、仕方がないかなと思っています。

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かさぶた URL - 2023/04/15 (土) 20:35 edit

ビワコミズシタダミの貴重な写真を掲載してくださり、ありがとうございます。いつか生きたものを実際に見てみたいです。北湖の水温が低い所で採取されたのではないでしょうか?

西村 メール - 2023/04/16 (日) 00:07 edit

かさぶたさん。コメントありがとうございます。
この価値をわかって下さって嬉しいです。この個体は南湖です。北湖は昨年にS氏が水温の低い深場で捕られていました。北湖の深場ではあまり珍しくない貝のようですが、普通は捕る手段が無いですね。琵琶湖の泥底にいる微小貝は、年むらが大きいようで、前は普通にいたのにぃ、ということがよくあります。今年はどうなのでしょうね。時期的には5月頃が良いと思いますが、亜成貝は秋冬でも捕れるようです。

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