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滋賀県の河川で採集したカラスガイ(メンカラスガイ型)です。
kさんと一緒に採集しました。これが捕れた時は、かなり感動しました。
過去にuさんが、たまたま釣り上げて、写真を撮り忘れたのが、ずっと頭にあったけど、
自分で潜って捕れて、そのもやもやが一気に解消され、とても気持ち良くなりました。

これを狙って捕るのに3年も掛かった。貝殻は何度も見たけど死殻に興味は無い。
他に琵琶湖淀川水系でまだ捕っていない二枚貝は...
1.ミズウミマメシジミ 水深30m以深にいるらしく、写真すら見たことがない。
2.イケチョウガイ(純系) 琵琶湖ではヒレイケと交雑して、もう絶滅かもしれない。
3.オグラヌマガイ 普通に狙ってる。捕ったらあかん場所なら知っているけど。
4.オバエボシガイ(琵琶湖産) 貝殻は捕った。オリエボシガイは採捕したが写真なし。
1と2はもう諦めている。3と4はいつか捕るっ。狙い続けるぞぉ。

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カラスガイ(カラスガイ型)よりも、膨らみが強いようだけど、どうなんだろうね。

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居る場所にはいくらでも居るもので、頑張らなくても簡単に捕れるので、
途中からはオグラヌマガイ狙いに切り替えていました。オグラさんもそんな感じなのかな。
琵琶湖淀川水系はカワニナ採集で206(潜水63)箇所、それに加えて魚採集の箇所も加えたら、
300箇所くらいかもしれないけど、メンカラスガイはここでしか捕れていません。

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タガイ、ヌマガイ、トンガリササノハガイ、タテボシガイ、マルドブガイ、マシジミなど、
同所的にいました。きっと巨椋氏もいるはず。今度は別の場所を入念に探そうかな。

ファイル 868-5.jpg
左がメンカラスで右がマルドブ。現在も飼育中です。そこそこ飼育に強いかも。


追記 2018年10月24日
メンカラスガイはカラスガイの型という見解もありましたが、分子系統的には割と離れて、
メンカラスガイ種でも良いと思われるめに変更しました。

追記 2020年02月21日
https://doi.org/10.1016/j.ympev.2020.106755
これまで琵琶湖のはメンカラスガイで、他はカラスガイとされてきましたが、
メンカラスガイ Cristaria plicatus clessini Kobelt, 1879
は東北から滋賀県まで分布。
カラスガイ Cristaria plicata (Leach, 1814)
は北海道から本州の日本海側とアジアに広く分布。

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