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三重県の高塩分の汽水域で採集したニホンウナギです。
2015年10月31日23:19~11月01日01:26(2時間7分)に要芽さんと潜りました。
気温約12℃で風のある中、着替えは寒かったです。水温は21℃くらいで大丈夫でした。
塩分は25‰以上はあり、ネンブツダイやガンガゼなどもいる中、約1.75kmほど泳ぎました。
ウナギ40~65cmを12~15個体ほど目撃し、3本又やすで7回突き、2匹は捻じ切られ、
1匹はかすっただけ、4匹は網袋へ取り込みました。動画の証拠も残っています。

家へ帰って見ると3匹しかいませんでした。なぜだろうと疑問でしたが、
思い出すと水から上がった時に、網袋のファスナーが、少しだけ開いていました。
ファスナーはいつもきっちり閉めています。閉め忘れることなんてまず考え難いです。
スライダーの上止と網袋本体の間にある、5mmあるかないかの僅かな隙間に、
ウナギが尾鰭を捻じ込んで開け、脱出したものと思われます。まだ1匹だけで良かった。
ちなみに、フィンの片方が、泥にもぎ取られ、行方不明に。1フィンだけでは使えない。

要芽さんの成果はゼロでした。途中から泳ぐ先方を譲って、何匹も見ているはずなのに、
だいぶウナギを突き殺したようです。私はその後方で2匹を捕りました。次こそ捕って欲しい。
そんな次はすぐにやってくるもので、そこでは私が1匹見ただけで、2人とも坊主でした。
次こそ次こそ捕って欲しい。そしてこれまで私があげたウナギを、恩返しして欲しいなぁ。
そんな恩返しを受ける前に、今回捕れたウナギも、要芽さんと食べることになりました(笑)。
ちなみに、写真のマゴチは要芽さんが捕り、持ち帰りました。私は4匹を見たけどスルー。

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高速道路というのは便利なもので、三重県南部から名古屋へ1時間25分で帰れました。
そこから洗濯やウナギ捌きなど、2時間20分も経って、ようやく写真の状態に出来ました。
超過密です。綸子鱗(りんずりん)な個体も。懐かしい呼称。でも味は関係ないという結論です。

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程よく焼けたパンに、バターをたっぷり付けたような絵ですね。
焼き過ぎと思った方は、この前にたれを付けて食べたら、きっと臭いと思いますよ。
これ捕ってから、氷無しクーラーボックスで、約8時間経ってます。臭いも増しています。
脂がぐつぐつして、身割れが始まるまで、確り焼くことで、臭みが消えて美味しくなります。

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最初の画像からここまで62分掛かりました。美味度数は4~5で、個体差がありました。
ただ、切り分けたため、どれがどれだかわからないですが、85点、95点、97点がいました。
全体的に脂度数4、美味度数5、93点でした。三重県南部産は不味い印象でしたが、
美味しかったです。次は恩返しで、要芽さんがご馳走してくれる日を、楽しみにしています。