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2011年11月3日に要芽さんと琵琶湖へ潜って来ました。
11月2日夜までmさんと一緒に行く予定でしたが、諸事情で行くことが出来なくなり、
私1人でも行くつもりでしたが、要芽さんに電話したところ、一緒に行ってくれると(喜)。
欲張りな私と要芽さんは、徹夜で行っちゃおうということになり、琵琶湖へ着いたのは、
11月3日00時過ぎでした。数時間は割愛。まだ暗い05時頃。琵琶湖へ潜ることに。

目的はuさんから発注のあったカワニナ類を狙います。これが水温の高い夏であれば、
お安いご用だ!と言いたいところですが、昨年10月に潜った結果がこれです。
低体温症、風邪、酸欠で死に掛けました。それなのに11月です。ありえない時期。
気温約12~13℃、水温約18~19℃、夜で日照無し。更にハードルが高くなっています。
そんな私には今年から強い味方があります。カワニナ丸より高いウエットスーツです。
しかし、スーツ内に水は入って来ますし、フードはありません。長くは浸かれません。

要芽さんはとんでもない装備。海パンとTシャツだけで潜ろうというのです。死ぬぞっ!
気温+水温=50℃以上であれば、学校のプールは水泳可能とされているようですが、
気温約12~13℃+水温約18~19℃=30~32℃って、長く浸かったら死にます。
私の経験からだと、最初は水温が低くて辛くても、体は次第に慣れてくるため、
調子に乗って1時間余りもやって低体温症に。呂律が回らないことに気付くまで、
危機感がなかったため、これは浸かる時間をきっちり決めないと危ないと思って、
20~30分で必ず終了すると決めました。これで命だけは何とか守れます(大事なこと)。

2人で琵琶湖へ入ります。私はウエットスーツなので、思ったより冷たくない。
要芽さんは平気な様子。凄過ぎるよ。しかも私より息を長く止められて泳ぎが達者(驚)。
無茶せず25分くらいで陸へ上がる。何とか2人とも低体温症にはならなかった。ふぅ。
写真はそんなときに撮ったものです。秋の落ち葉とびしょぬれの海パンと夜です。

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夜が明けてコンビニで温かいものを食べる。次ぎに潜る場所へ到着。
私は徹夜なのと、体が温まったばかりで、潜る気力が湧いて来ない。
ここの浅場は採集したので、深場を採集したいが、水深6mが限界の私では役に立たない。
要芽さんは7~8mも行けるという。私は休憩することに。要芽さんは08時に入水です。

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遠くの水面に見えるのは、琵琶湖に越冬に来た水鳥たちです。だって11月だもん。
要芽さんが近付くと、マジカよこんな時期にヒトが泳いでくるぞ。と言うかのように、
飛び立ったり、より沖へ離れて行き、群だったのに、バラバラになっていました。

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左奥は越冬水鳥。その右手前は漁具。更に右は要芽さんですが、犬神家の一族のよう。
ここでの採集を終えて、次の場所では私も潜水。なかなか良い成果が出て満足でした。
要芽さん11月に海パンで3箇所もよく潜るわ。これなら「琵琶湖と海パンと12月」もありか。

その後は暗くなるまで釣り。朦朧運転で事故りそうになりながら、何とか無事に帰宅。
要芽さんにシライシカワニナを見せたら、これが捕りたいと本気で言っていました。
カワニナ採集の魅力を知ってしまったようです。湖の調子だと来年あたり死ぬよ…。